人間はなぜ恋をするのか。あ、これはうちのアホ猫です。

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恋は本能と理性の合作である。
本能とは、男と女が一緒になり、ついては子孫を反映させていくという種の保存を目的としたプログラムが僕らのDNAに埋め込まれていることである。その結果、僕は可愛い女の子を見ると鼻の下をのばす猿に成り下がってしまった。
理性とは、夫婦の仕組みのことである。
種の保存が原理原則の最終目的であるにもかかわらず、少なくとも我が国の夫婦は一対一の男女で構成しなければならない。一夫多妻制は、僕の頭の中でしか許されていない。子孫繁栄においては実に非効率な制度である。
けど、きっと恋ってそういうものである。
一人の人を永遠に愛し、自身のすべてを捧げても『君』の幸せを願う。そういうくだらなくも尊い感情が、きっと恋なのだろうと思う(そのくらい、童貞の僕にでもわかる)。
嫉妬は悪である。浮気は犯罪である。だから、夫婦は一対一でないといけないようだ。

しかし、悪いことだとわかっていても禁断の林檎をかじりたくなるのもまた人間の性である。
ゲス不倫に代表されるように、不倫は文化である。文化的なものは未来永劫にわたって保存していかねばなるまい。善悪関係なく、そのすべてを。

思う存分、人間は恋をすべきだ。恋はきっと楽しいものだ。僕はよく知らないけど。
僕は恋をしていきたい。生きてるうちは(早く死にたいけど)、この心臓が動くうちは、愛しの君を追っていたい。
この目が見えるうちは、君を見ていたい。
声が出るうちは、君に愛を説いていたい。
両手が動くうちは、君を抱いていたい。
僕の脳が正常なうちは、君のことを考えていたい。
それ以外の何を犠牲にしても。

嗚呼、恋か。なんとも尊い感情だなぁと唾棄して、僕はエロ漫画を読み始める。